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 21世紀に入り、我が国は急速な高齢化と少子化に伴って人口減少が進みつつあり、労働人口の減少など日本の国力を左右する問題が現実となって現れてきました。 このような人類史上初めて体験する超高齢社会においては、国民が高齢になっても健康な生活を維持するための革新的な医療開発や、日常の食生活・運動を通した予防医療の 重要性がますます高まっています。そのためには、新しい創薬の開発や早期診断・病気予防技術の開発、テーラーメイド治療の開発、コンパニオン診断の開発などの 医療イノベーションを促進していかなければなりません。
 「高細精医療イノベーション研究コア」は、上記の医療イノベーションの実現に向けて、産官学の研究者が垣根を越えて一つ屋根の下で協働して研究を遂行する組織です。 ここで、「高細精医療」という言葉は、先制医療とコンパニオン治療を合わせもつ医療で、「個々人の病気になる前の状態(未病状態)を解析して、それぞれの個人に適応した 治療を病気になる前に行なう医療」を意味します。この高細精医療を実現する拠点として、2015年8月19日には、筑波大学春日キャンパスに5階建ての「高細精医療イノベーション棟」を 竣工しました。つくば駅から徒歩7分というアクセスの容易さとともに、最新の高度医療装置、計測装置などを整備しており実質的な産官学連携による共同研究ができる環境を実現できた ものと自負しております。
 社会に成果を実装する民間企業の皆様と革新的な基礎研究を行う大学がアンダーワンルーフで共同研究をすることによって、超高齢日本社会の安全・安心を保証する革新的医療を確立し、 産業と雇用の創出を担っていく所存であります。
 多くの企業の皆様の積極的な参画をお願い申し上げます。

高細精医療イノベーション
研究コア長
礒田 博子 教授
 
 
 
 
 
 
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